ブルース・パーティントン設計書|あらすじとネタバレ解説【シャーロック・ホームズの冒険25】

ドラマ

線路で見つかった死体

ドラマ「ブルース・パーティントン設計書」のあらすじ、真相です。イギリスの機密書類である潜水艦の設計図が盗まれる。線路で見つかった死体が犯人なのか?

あらすじ

潜航艇の図面が盗まれた。そう相談にやってきたのはシャーロック・ホームズの兄マイクロフト・ホームズでした。

国家機密である図面が事務所から十枚、何者かに盗まれ、そのうち七枚が公務員のカドガン・ウエストの死体から見つかります。
残る三枚は依然として行方不明で、英国のために、なにがなんでも取り返す必要がありました。

ブラッドストリート警部はウエストが図面盗難の犯人だとし、ウエストは金のために図面を売り渡そうとして、取引相手に殺されたと推測します。

推測通りであればもはや成す術はない、と話すシャーロック・ホームズでしたが、マイクロフトに尻をたたかれ、捜査に乗り出します。

項目 内容
原作 ブルース・パーティントン設計書
(短編)
No. シーズン4
第4話
放送日 1988/04/27
(水曜日)
原題

「The Bruce-Partington Plans」(ブルース・パーティントン図面)

登場人物

シャーロック・ホームズ、ワトソン、ハドソン夫人、マイクロフト・ホームズ、ブラッドストリート警部以外の主な登場人物です。

カドガン・ウエスト

被害者。下級公務員。線路わきで死体となって発見される。

サー・ジェームズ・ウォルター

責任者。図面を保管していた金庫の鍵を持っていた人物。

ヴァレンタイン・ウォルター大佐

ジェームズの弟。

バイオレット

ウエストの婚約者。

シドニー・ジョンソン

主任。ウエストの上司。金庫の鍵を持つもう一人の人物。

オーバーシュタイン

スパイ。

事件の謎

三枚の図面の行方が謎です。
ウエストを殺した犯人やいきさつも謎です。

図面盗難の謎

盗まれた図面は十枚で、七枚はウエストが持っていました。しかし、三枚は行方不明です。

ウエストが盗んだ図面を買い取ろうとした犯人
値段が折り合わず力ずくで奪う
より重要な三枚だけを盗んだ
――と警部は説明

鍵

図面を盗むためには、事務所の玄関、部屋のドア、金庫の三つの鍵を開ける必要がありました。
鍵を持っているのは、責任者のジェームズと主任のジョンソンです。

マイクロフトによれば、ジェームズとジョンソンの評判は決して悪くありませんでした。

三枚だけ

行方不明になったのは三枚だけです。
なぜ全て持って行かなかったのかという疑問がわきます。

ウエスト死亡の謎

ウエストは線路の分岐付近で死んでいました。
彼は、列車から落ちて死んだ、と報じられます。

婚約者との約束

事件があった日、ウエストは婚約者と劇場に行くはずでした。
しかし、ふたりで劇場に向かう途中、突然、ウエストは婚約者と別れ、どこかへ行ってしまいます。
ふたりが別れた場所は、図面を保管している事務所のすぐ目の前でした。

きっぷ

ウエストはきっぷを持っていませんでした。
きっぷなしで地下鉄のプラットフォームに入るのは容易ではありません。

血痕

線路に血痕はありませんでした。そもそも死体に外傷はありませんでした。
列車から落ちたにしては不自然に死に方です。

列車の状況

ウエストが乗っていたと思われる列車に争った形跡は残っておらず、開いてるドアもありませんでした。

人物像

婚約者はウエストが売国奴などありえないと断言します。
貯金もあり、金に困っている様子もなさそうでした。

真相

図面を盗んだのはヴァイオレット・ウォルターでした。
金に困ったヴァイオレットは、責任者である兄ジェームズの鍵で合鍵を作っていました。

図面盗難の真相

ヴァイオレット大佐が盗み、オーバーシュタインに渡す手筈でした。

ウエストの行動

劇場に足を運ぶため近くを通りかかったウエストは事務所のシャッターの隙間から明かりが漏れていることを不審に思い、様子を見に行きました。
そして、ヴァイオレット大佐の尾行を始めます。

三枚だった理由

大佐とオーバーシュタインは、より重要な図面だけを手元に残しました。
ウエストに図面を持たせたのは、図面盗難の罪を着せるためです。

ウエスト死亡の真相

大佐がオーバーシュタインの自宅に到着した時、ウエストは図面を取り返そうとします。
格闘の末、ウエストは頭を打って死んでしまいます。

線路の死体

オーバーシュタインの家のすぐ近くに線路があり、そこで列車が停車します。
オーバーシュタインは死んだウエストを窓から放り投げ、列車の屋根の上に置きました。

屋根の上の死体は、列車が分岐のカーブを通過したときに地上に落ちます。
屋根の上にのっていたため、車内に痕跡はなく、別の場所で頭を強く打って死んだため、線路に血痕もありませんでした。

結末

ウエスト死亡のいきさつを推理したホームズは線路が近くにあるという事実から、オーバーシュタインに疑いの目を向けます。
証拠をみつけるため、ホームズとワトソンはオーバーシュタインの自宅に忍び込みます。そして、新聞広告でやり取りしているという事実をつかみます。

ホームズは偽の広告で犯人のヴァイオレット大佐をおびき出し捕まえます。さらに、図面に三枚では不十分であるという情報をオーバーシュタインに流します。
そして、エサにつられて取引現場に現れたオーバーシュタインもブラッドストリート警部が逮捕します。

オーバーシュタイン逮捕のどさくさに紛れてヴァイオレット大佐は逃亡します。

感想

図面盗難の罪をきせる犯人が登場します。

この記事のまとめ

シャーロック・ホームズの冒険「ブルース・パーティントン設計書」のあらすじ、真相をご紹介しました。

項目 内容
依頼 機密図面の捜索
犯人 秘書
謎 死体の犯人性
トリック 列車の屋根に死体
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